マインツの日本代表FW武藤嘉紀は今夏にもクラブを退団し、プレミアリーグへの挑戦を目指す考えを示しているようだ。1日、ドイツ紙『キッカー』がこれを伝えている。
武藤は今季ここまで公式戦で9ゴールをマークしているものの、12月に背中の張りを抱えたほか、先月は太ももの筋肉系トラブルに見舞われるなどコンディション維持に苦しみ日本代表のメンバーから漏れることもあった。しかし日本時間4月29日のブンデスリーガ第32節・RBライプツィヒ戦では復帰後初となる先発フル出場を飾り2得点に絡む活躍で勝利に貢献していた。
ここに来て復調の兆しを見せている武藤だが、先日のメディアインタビューにて「移籍することになれば、今はいいタイミングだと思います。結果としてたとえ失敗してもいい、それでもぜひ挑戦してみたいと思います」と語っており、自身の夢であるプレミア挑戦への思いを改めて語るとともに、今夏が移籍のタイミングであると捉えているようだ。またマインツとの契約が来季終了後に満了を迎えることからクラブも放出に踏み切る可能性が高いと伝えられている。
武藤はマインツの1部残留、そして自身のワールドカップ・ロシア大会メンバー入りを目指して今季残り公式戦2試合で結果を出すことが求められており、移籍に向けた具体的な動きはシーズン終了後、もしくはW杯ロシア大会終了後になるだろう。プレミア挑戦を実現させるためにもまずは直近の公式戦で最高のパフォーマンスを発揮することに集中したいところだ。
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