ラ・リーガ セビージャ

バルサ、セビージャに5発快勝。クラブ史上初の国王杯4連覇達成

 コパ・デル・レイ決勝セビージャ対バルセロナの一戦が日本時間22日に行われ、バルセロナがセビージャを2-0で下し、優勝を決めた。

 4年連続優勝と国内2冠を目指すバルセロナと2009/2010シーズンぶりの優勝を狙うセビージャの一戦を先に動かしたのはバルセロナ。14分、プレッシャーを受けたヤスパー・シレッセンが前線にロングフィード。裏を取ったフィリペ・コウチーニョが右サイドからエリア内に侵入し、DFをしっかりと引き付けてルイス・スアレスにラストパス。スアレスが無人のゴールに冷静に流し込み先制点を奪う。

 追いつきたいセビージャだったが、32分にバルセロナに追加点。アンドレス・イニエスタとのコンビネーションでエリア内に侵入したジョルディ・アルバがヒールでメッシにラストパス。フリーで受けたリオネル・メッシがしっかりとネットを揺らした。スコアを2-0とし、バルセロナが2点にリードを広げる。

 バルセロナは前半に3点目も奪う。メッシとのワンツーで抜け出したスアレスがDF3人に付かれながらもGKとの1対1を冷静に沈めドブレーテ(1試合2得点)達成。前半で点差を3に広げる。

 その後得点が動くことはなく3-0とバルセロナがリードし試合はハーフタイムへ。

 迎えた後半、先にゴールを奪ったのはバルセロナ。52分、スアレスが高い位置でボールを奪うとイニエスタを経由してメッシへ。コウチーニョがエリア内でスペースを作り出し、走りこんだイニエスタがメッシからのパスで抜け出して冷静にGKをキックフェイントでかわして、ゴールへ流し込んだ。バルセロナが4-0とし、試合を決定づける。

 69分にはハンドからバルセロナがPKを獲得し、これをコウチーニョが冷静にGKの逆を突いて沈め5点目。さらにセビージャを引き離す。

 最後までセビージャゴールに襲い掛かるバルセロナだったが、追加点は生まれず試合終了。バルセロナが5-0でセビージャをで下し、コパ・デル・レイ4連覇を達成した。5点差をつけてのコパ・デル・レイ決勝勝利は1915年ぶりとなっている。