
柿谷曜一朗 写真提供:Getty Images
3日に行われたAFCチャンピオンズリーググループステージ第5節、セレッソ大阪対済州ユナイテッドの一戦は、2-1でセレッソが勝利を収めた。
決勝トーナメント進出に向けて後がないセレッソは、杉本健勇と柿谷曜一朗の2トップで試合に挑む。
試合の主導権を握ったのはセレッソ。16分、田中亜土夢が蹴った左からのコーナーキックを、ファーから飛び込んできた片山瑛一がボレーで合わせ、先制に成功する。
反撃を試みる済州も27分にフリーキックのチャンスを得ると、強烈な一発をお見舞いしてセレッソのGKキム・ジンヒョンを襲う。
しかし次に得点を決めたのはセレッソだった。34分、右サイドでボールを受けた福満隆貴からのパスに、飛び出してきた山村和也が反応し、ペナルティエリアに侵入。シュートを狙える体勢だったが、落ち着いてフリーの柿谷に横パスを出し、それを柿谷がしっかり流し込んだ。
グループステージ突破が難しくなった済州は、後半になってもペースをつかめず、セレッソは効果的に選手交代を使いながら、確実に勝ち点3をつかみに行く。
アディッショナルタイムに済州に1点を許したセレッソだったが、試合はそこで終了。セレッソは決勝トーナメント進出に向けて大きな勝ち点3を手にした。
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