マンチェスターユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が自身の若手育成起用法に関して批判した、フランク・デ・ブール監督に超激辛口の反論をした。極めて直接的な表現になっている。12日、英紙『マンチェスターイブニングニュース』が報じた。
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は名将であることに疑いの余地はない。しかし、どういうわけか若手育成、特にイングランド代表FWマーカス・ラシュフォードの起用法は問題にされることが多い。批判者はほぼ全員、もっと同選手に機会を与えるべきだと唱える。
デ・ブール監督も同様で、ユナイテッドがラシュフォードの2得点で勝利したリバプール戦があった10日の夜にモウリーニョ監督を批判している。その内容はもちろん、ラシュフォードに与えられるべき機会が少ないというものだ。
「モウリーニョが彼の監督だというのは悲しいことだ。なぜなら普通なら機会をもっと持つべき選手だ。そうすることで失敗し、成長する。でもモウリーニョは結果しか求めていない」
モウリーニョ監督はラシュフォード起用法に関する批判を極端に嫌う。今季の同選手出場回数は今までのシーズンで最も多いからだ。先発出場ではないかもしれないが、出場回数は全選手の中でも上位に入る。
モウリーニョ監督は同選手に機会を十分に与え、大事に育てていると考えているのだ。そのためこのデ・ブールの発言に対する反論は憎しみがこもっているといっても過言ではない。
「プレミアリーグ史上最悪の監督のコメントを読みましたよ。もちろんフランク・デ・ブールのことです。彼は7試合のみで監督を務め、7敗して、彼のチームは無得点だ」
デ・ブールは実際には4試合のみ、プレミアリーグでクリスタル・パレスの監督を2017/2018に務めた。カラバオ・カップの1試合に出場して1勝している。しかし、同監督に対する評価を変えるのは難しい。
モウリーニョ監督同様にデ・ブール監督もインテルで指揮をとった。しかし、成績不振のため3ヶ月のみで解任されている。これらのことから、モウリーニョ監督はその怒りをぶちまけたのだろう。
「彼が言うには私のように勝つことに執着する監督はラシュフォードにとってよくないらしい。もし、フランクが監督になれば負けかたを学ぶでしょうね。なぜなら彼は全試合負けたのだから」
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