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”犬猿の仲”モウリーニョとコンテが和解。サッカー界の争いは今後解消されるのか?!

ジョゼ・モウリーニョ監督とアントニオ・コンテ監督は犬猿の仲と言われ、長い間メディアを通して互いを批判してきた。しかし、ユナイテッドが2-1で勝利を収めた25日の試合前と後、握手を交わしている。

しかし、まだまだサッカー界には”犬猿の仲”が存在する。今回はサッカー界で関係性が悪いと報じられる人物をご紹介する。

ズラタン・イブラヒモビッチ vs ジョゼップ・グアルディオラ

バルセロナ在籍時にグアルディオラ監督のもとプレーしたイブラヒモビッチ。しかし、メッシ中心のスタイルに痺れを切らし監督との関係が悪化。今年に入ってからも「グアルディオラは最も幼稚なコーチ」と断罪している。

パトリス・エブラ vs ルイス・スアレス

前者がマンチェスター・ユナイテッド在籍時、後者がリバプール在籍時に対戦。エブラはスアレスから人種差別発言を受けたとして握手を拒否するなど大きな騒動に発展した。スアレスは英語とスペイン語の言い回しの問題だとして差別主義者疑惑を完全否定。のちに両者は形式上和解し、試合前にも握手を行なっている。

マウロ・イカルディ vs マキシ・ロペス

サンプドリアでチームメイトだったマキシ・ロペスとイカルディ。マキシは自身と似た経歴のもつイカルディを家族ぐるみでサポートしていたが、まさかの裏切りにあう。イカルディはマキシの妻ワンダ・ナラに恋心を抱き、最終的には略奪する形で結婚。ワンダ・ナラは現在イカルディの代理人を務めている。

ウィリアム・ギャラス氏 vs サミル・ナスリ

2008年にフランス代表のチームバスでティエリ・アンリ氏の”指定席”にナスリが座り、ギャラス氏が激怒。以来両者は険悪な関係となっている。ギャラス氏がトッテナムへ移籍した後の直接対決では、ナスリが握手を拒否している。

ジョゼップ・グアルディオラ監督 vs ディミトリ・セルク氏

ヤヤ・トゥーレの代理人を務めるセルク氏はグアルディオラ監督について度々糾弾。グアルディオラ監督はセルク氏の暴言の数々に対してヤヤ・トゥーレをメンバー外とする制裁を下し、代理人から謝罪を受けるまで起用しないと明言した。最終的に「私は道理をわきまえない男ではない。ペップがこの先私を大好きになることはないと思うが、重要なことは過去に起きたことを許し、新たな関係を築くことだ」とセルク氏が謝罪することでヤヤ・トゥーレは出場機会を得ている。

ジョゼ・モウリーニョ監督 vs アーセン・ベンゲル監督

長い間メディアを通して両者は舌戦を繰り広げてきた。しかし、昨年モウリーニョ監督は「我々の間に問題はない。だから和解する必要もないんだ」と良好な関係を維持していると強調。「試合前後に握手を交わし、会見に向かう通路でも彼と出会って再び握手した。私はフットボールに人生の全てを捧げてきた。ピッチ上で問題があっても、翌日には何の問題もない。我々の間にいざこざは一切ない」とコメントしている。

ペレ vs マラドーナ

長い期間“歴代最高のサッカー選手は誰か”というテーマで議論されてきた2人。両者の関係性は良好でないとの報道がされてきた。しかし、昨年両者が不仲報道を否定。ペレは「左右両足でハイレベルなゴールを決めるタイプではないからね。彼は完璧ではない」と棘のあるコメントを出しながらも「私たちはいい友達でもあるし、お互いに冗談を飛ばし合う仲なんだ」と良好な関係性を強調している。

ジネディーヌ・ジダン vs マルコ・マテラッツィ

2006年FIFAワールドカップ決勝、延長後半5分にジダンがマテラッツィに頭突きして退場。頭突きした原因はマテラッツィがジダンに対して「私の大切な女性たち、母と姉に対する、深く傷つける侮蔑の言葉」を放ったからだと報じられている。その後、両者は和解したとみられ、握手をして会話を交わしたようだ。