好調が続くミランは8日、ヨーロッパリーグの決勝トーナメント2回戦でアーセナルと対戦する。このサンシーロでの1stレグに向けて、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が意気込みを語っている。7日、『ピアネタ・ミラン』をはじめとする多数メディアが報じている。
ミランとは対照的に、ここ4試合負けが続くなどアーセナルの調子は決してよくない。しかし、実力ある選手たちを擁しているのも事実だ。ガットゥーゾ監督も警戒を怠ってはいけないと考えている。
「現在アーセナルは苦しい状況にいる。しかし、偉大な選手が沢山そろっている。質が高く、私たちより強いチームだ。素晴らしいパフォーマンスが必要になる」
「ミランは近年ずっと、70000人も集まるような欧州の重要な試合をしてこなかった。ボヌッチとビリア以外は経験が少ない。この瞬間を楽しまなくてはいけない」
間違いなく続くミランの好調はガットゥーゾ監督の力が大きいだろう。同監督就任当初はすぐにはうまく行かなかったものの、ミランの躍進は続いている。しかし、アーセン・ベンゲル監督と比べると経験はまだまだ少ない。
「ベンゲルと比べると、私はひよこのようなものだよ。彼は30年間監督をしている」
「面白い試合になるはずだ。私が持つ”新しい”アイデアと彼の偉大な経験の対決になる」
「私は彼に対して尊敬の念しか抱いていないよ。小さくなりながら、彼に挨拶するよ」
このようにガットゥーゾ監督はベンゲル監督に対して称賛を送った。そしてアーセナル自体に対してもその警戒は大きい。
「彼らは技術の高いチームだ。しっかりと守備をし、重要な選手にスペースに入りこませないようにしなくてはいけない」
「ボールを支配し、彼らを走らせる必要がある。彼らはそれが苦手なようだしね」
躍進を続けるミランはこの大一番でも、その真価を見せることができるだろうか。ミラン対アーセナルは日本時間の9日午前3時にキックオフだ。
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