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コンドグビア、バレンシアでの幸せ語る。今季終了後はインテル帰還よりも残留を希望

 インテルからバレンシアへ買い取りオプションつきのローン移籍をしているMFのジョフレイ・コンドグビが自身の現況について語った。22日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 コンドグビアは2015年にモナコよりインテルへ3500万ユーロ(約46億円)で移籍した。その移籍金の額からもわかるように当初の期待が大きかった選手だ。

 昨夏のバレンシアへのローン移籍は、その大きすぎる期待に答えることができなかったためにほかならない。しかし、バレンシアではインテルで失った自信を取り戻しつつある。守備的MFの同選手は現在までに20試合に出場し、3ゴール1アシスト記録している。

 コンドグビアの復活の裏にはバレンシアのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の信頼があったからだという。同選手はこのように語っている。

「彼(マルセリーノ監督)は僕を頼りにしてくれているんだ。(インテルでの)難しく、決して満足のいかないシーズン後だったから僕には信頼が必要だった」

「監督は出場機会を与えてくれた。しっかりその期待に答えられたと思う。でも僕はまだまだ成長できる」

 バレンシアが買い取りOPを行使するかはわからない。しかし、コンドグビアは苦悩のインテル時代からバレンシアで復活した。そして、同クラブで成長を続けるコンドグビの希望はもちろんスペインに残ることである。

「僕はここで幸せだ。買取OPに必要な2500万ユーロ(約33億円)を僕が払えるものなら払いたいよ」