ラ・リーガ セビージャ

マンU、被弾25本も何とか守り切る。セビージャはホームで痛い引き分け

 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セビージャ対マンチェスター・ユナイテッドの試合が日本時間22日に行われた。

 ユナイテッドは18日に行われたFAカップ対ハダースフィールド戦でベンチ外だった、MFアンデル・エレーラとDFアントニオ・バレンシアが先発出場を果たした。

 しかし、17分エレーラにアクシデント。代わりに風邪で離脱していたMFポール・ポグバが投入された。

 試合はセビージャのペースで流れる。GKダビド・デ・ヘアを中心に守るユナイテッド。カウンターに専念もシュートを1本も打たせてもらえずにいた。

 そんな中、25分FWアレクシス・サンチェスの浮かせたパスにFWロメロ・ルカクがボレーで合わせるも枠外。しかし、この後からユナイテッドがボールを徐々に集め始める。

 終了間際にはセビージャが怒涛の攻撃を見せる。これをGKデ・ヘアのビッグセーブで何とかしのぎ切りユナイテッド。前半を全く攻めることは出来ずハーフタイムを迎えた。

 後半に入るもセビージャペース。ユナイテッドはシュートを打たせてもらえない時間が続いた。
 
 セビージャはユナイテッドの右サイドを攻略。MFホアキン・コレアを中心に有利に攻撃することが出来ていた。

 75分、全く攻撃をさせてもらえないユナイテッドはサンチェスに代えてマーカス・ラシュフォードを投入。攻撃に変化を加える。しかし、ボールへのフォローが遅くカウンターもスピードに欠けておりユナイテッドらしさが全く見られない。

 79分にはMFファン・マタに代えてFWアントニ―・マルシャルを投入。さらに前線に新しい風を送り込む。

 82分にはポグバからの浮かせたパスをルカクが腕でトラップ。ゴールネットを揺らすもやはりハンドの判定。

 結局試合はこのまま動かず引き分けで試合を終了。セビージャはホームで25本のシュートを放つも得点できず、GKデ・ヘアの牙城を崩すことは劇なかった。一方、ユナイテッドは枠内シュート1本と攻撃のバリエーションに欠けた。

 1stレグはユナイテッドが何とか守り切りドローで終わったが、3月14日に行われる2ndレグまでに課題を修正できるのだろうか。