セリエA ミラン

ミラン会長、破産疑惑について声明を発表「クラブをトップに戻すため出来ることは全てしている」

 ミランのリー・ヨンホン会長が自身の「財政状況に関する”無責任”な報道にクラブは損害を受けている」という旨の声明を21日に発表した。

 米紙『ニューヨークタイムズ』は事業に含まれているはずのリン鉱山の証拠が見つかっていないと指摘し、資金不足を追求。

 イタリア紙『Corriere della Sera』はリー氏の持ち株会社『Zhuhai Zhongfu』は江蘇省と広東省の銀行から借りた金額を返済するため、『淘宝網』のオークションを利用した資産売却命令を受けたと報道していた。

 これらの報道を受け、リー氏は「過去48時間にわたって、メディア、クラブ、私のビジネス、私の家族、私を傷つける無責任な話が報道された」との声明を発表。

「ミラノを買収して以来、私はあらゆる種類の難題に直面し、かつて経験したことのないプレッシャーに耐えてきた。常に私はチームとクラブの周りに静かな雰囲気を作りたいと思っている」

「これらの噂が何を目的としているのか理解できないが、クラブと私のビジネスと家族を傷つけている地点まで達している」

「私はこの機会に、私の個人的なリソースに関連する状況は完全に健全であり、クラブと私のビジネスの両方が健全であることを改めて説明したい」

「だから、真実ではないニュースに信頼性が与えられないようにしたいと思っている。チームの改善とガットゥーゾ監督の継続的なサポートという、我々全員が気にかけていることに注目して欲しい」

「我々はこのクラブをトップに戻すためにできることはすべてやっている」

 リー・ヨンホン会長は疑惑を完全否定。サポーターへチームをサポートするように求めている。