アジア AFCチャンピオンズリーグ

最優秀選手選出のイエン・ジュンリン、「いいスタートが切れた」

 アウェイで川崎フロンターレを破った上海上港。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた中国代表GKイエン・ジュンリンは試合後報道陣に対し、難しい試合だったことを認めつつチームとしてうまくプレーできたと語った。

「監督が言ったように非常にタフな数週間でした。しかし、川崎のような強いクラブに勝ててよかったですし、この大会でいいスタートを切れて満足しています。特にこの試合では選手間のコミュニケーションが上手くとれて、コンパクトなディフェンスを保つことができたことが勝因のひとつだと思います」

 またMOTMを受賞する要因にもなった中村憲剛の決定的なヘディングシュートをセーブした場面について聞かれると「試合に集中していたので考える余裕はなかったのですが、とにかく試合で最善を尽くせるようにプレーしていました。今シーズン、以前ゴールキーパーコーチを務めていた方が戻ってきたのですが、そのコーチと共に積み上げてきたハードなトレーニングの成果だと思います」と謙虚な姿勢を崩さなかった。