アルベルトは常に「リバプールの大失敗」を前に置かれ、彼のリバプール解雇は現代のサッカー報道に存在する”無知”を示している。同じように、元リバプールのイアゴ・アスパスもまた素晴らしい選手であるにもかかわらず、いまだに史上最低のコーナーキッカーの1人として思い起こされるのだ。このソーシャルメディア時代には早急な判断が通り、2度目のチャンスは与えられない。アルベルトは静かに鮮やかに、背負ったラベルをゆっくりと振り落としている。おそらくセリエAで最も過小評価された選手ではないだろうか。
リバプールで彼は、たびたび典型的なスペイン人のテクニカル選手として分類された。イングランドの試合に必要な身体的適応力が欠けていると、疑いなく厳しく怠けた非難をされる。スペイン人アルベルトは、インモービレと並んで2番手ストライカーとしてプレーすることで素晴らしい適応力をみせた。
戦術的な意識と柔軟性の両方が求められるインザーギ監督の3-5-2体制。アルベルトの役割はインモービレとの間に深い理解関係を培うことだ。そして2人は完全なる攻撃捕捉力をつくりあげている。
セリエAの最新節(現地時間6日)でラツィオがSPALを5-2で打ち負かした際は、アルベルトが最初の得点を挙げ、続くインモービレの最初のゴールをアシストした。彼らのコンビネーションは非常に効果的だ。ラツィオは、今シーズン49ゴールで得点数トップに位置するユベントスと現在1ゴール差で、試合数は1試合少ない。
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