今季、レアル・マドリードがもがき苦しんでいる。現在、リーガ・エスパニョーラでは首位バルセロナに勝ち点差19をつけられ、4位に沈んでいる。来月にはチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンと対戦することが決まっている同クラブは、前人未到の3連覇を果たすには間違いなく現状の改善が必要となってくる。そこで、17日にスペイン『マルカ』が、マドリードがこのスランプから抜け出すことができるであろうオプションを4つ紹介している。
読者の皆様には、どのオプションが最も現状打破に効果的であると考えられるか是非ご投票いただきたい。
1. カジミーロではなくアセンシオ
カジミーロではなくアセンシオをプレーさせることによって、より相手のプレッシャーを避けつつ攻撃を仕掛けることができるようになるだろう。今季のマドリードにおける最高の試合は、2-0でバルセロナに勝利したスーペルコパ・デ・エスパーニャの2ndレグと5-0で快勝したリーガ・エスパニョーラ第15節の対セビージャ戦だろう。この2試合では、いずれもカジミーロの代わりにアセンシオが出場していた。
2. 5バックでDFを強固に
今季、マドリードのサイドバック、特にマルセロのパフォーマンスが好ましくない。そこでCBを3人に増やし、5バックにすることでカルバハルとマルセロの負担が減り、より自由にプレーすることが可能になる。実は、このオプションは昨シーズン使われていた。
3. BBCを復活させる
今季のベンゼマのプレーは、非常に物足りないものとなっている。だからといって、ジダン監督が同選手をベンチに座らせるということは考えにくい。それならば、ベンゼマ、ベイル、クリスティアーノ・ロナウドで形成されるBBCを復活させるしかない。2013年から3人は共にマドリードで戦っており、常に同クラブの攻撃を牽引しているが、今季はそれほど貢献できていない。ただ、これまでの実績を踏まえると、最もシンプルな解決策かもしれない。
4. 4-2-3-1を採用し、ウインガーを活かす
ルーカス・バスケスは今季のマドリードにおいて、高パフォーマンスを披露している選手の1人である。同選手とベイルをウインガーとしてプレーさせ、広大なスペースを与えることでより攻撃が活性化するだろう。そして、C・ロナウドをCFとしてプレーさせることで再び輝きを取り戻し、ゴールを量産することができるだろう。
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