【中嶋脩太郎のブラジル奮闘記】個人戦術の高さとは何か?

FutsalX

2016年8月15日にオープンしたフットサル専門サイト。日本代表・Fリーグ・女子・海外情報など、カテゴリ問わずフットサル情報を発信している。

http://futsalx.com

皆さんお久しぶりです!! 中嶋脩太郎です! これからは毎週月曜日に更新していこうと思っていますのでどうぞよろしくお願いします!

今日は 「個人戦術の高さ」について書きたいと思います。

 

まず皆さんは「個人戦術が高い」って言われたとき、どんなことを想像しますか??

ドリブルが上手いこと? 1対1が強いこと??

もちろんそれもありますが僕はそれだけじゃないと考えています。

僕が考える「個人戦術が高い」というのは 選手の質がいいという事です。それをブラジルで感じた事と絡めて書いてきますね!

一つは決定力の高さです。本当にゴールは決めます。単純なことですが フットサルで大事なことです。これはもう本当に体感なんですが、ブラジル人と日本人のシュート感覚は違うものがあると思います。

これに関しては前のコラムに書いた環境からくるものあると思っています。環境が悪くしっかりボールの芯を蹴らないと まっすぐ飛ばないとかあるので、そういうところから来ていると思います。

 

もう一つはゲームに慣れているということです。試合の運び方、状況に応じてさまざまな事を試合中にやっています。

ゲームの流れをしっかり感じつつ状況を判断してしっかりゲームを作っていきます。

例えば攻撃を受けっぱなしで流れが悪い時、ゴレイロは大概倒れて治療するフリをして時間を稼ぎ、流れを断ち切ります。日本なら「そんなのズルだ! 反則だ!」なんて言われるかもしれませんが、勝つためにするんです。ゴールを奪われないためにするのです。

もちろんしてはいけないこともありますし、それも把握しています。その中でやっています。

 

今日はわかりやすい二つを書きました。もちろん、これ以外にも細かく書けばたくさんあります。これは自分が感じている感覚ですが 個人戦術を高くしないと世界に通用しないと考えて=ドリブルと繋げる方が多いような感じがしています。

もちろんドリブルは大事です。だけど、これだけは忘れてはいけないのは、ドリブルは一つの選択肢ということです。それを忘れてドリブルだけに集中していると 世界に通用しない選手になってしまう可能性があります。

 

監督がいくらすごい監督で、すごい戦術を教えていても実際プレーするのは選手です。試合中は選手の判断にすべて任せられます。だからこそ「個人戦術」を高める必要があるのです。技術、判断力、様々なことが選手に求められます。

 

今日は大きく分けて書きましたが伝わりましたか? 質問などがあったらリプなど待っています! ではまた来週の月曜日に更新します!

次回は 「最終的に何が大事なのか?」 を書きたいと思います!

最後に、今週の木曜日にファルカンがいるマグヌスとリーガパウリスタの準決勝で試合をします!!

ファルカンは個人戦術のお手本です!

こちらの試合はリーガパウリスタのYouTubeでライブあると思います!

https://www.youtube.com/user/Ligapaulistadefutsal

日本時間では金曜日の朝の8時15分からなので、時間帯的には難しいかもしれませんが(笑)、お時間が合う方は、是非見てみてください! よろしくお願いします!