【練習試合】FP毛利元亮とFP本石猛裕のゴールでU19日本代表候補が大学選手権準優勝の慶應大に2-1で勝利!

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11.6 練習試合 U-19日本代表候補 2-1 慶應大 カシマスポーツセンター]
茨城合宿を行っているU-19日本代表候補は6日、カシマスポーツセンターで練習試合を行った。U-19日本代表は、前半にFP毛利元亮(町田U-18)とFP本石猛裕(多摩大)がゴールを決めて2-1で勝利を収めている。

正式な活動は4月のトレーニングキャンプ以来となるU-19日本代表候補。来月には第2AFC U-20選手権の東アジア予選が行われる。今合宿では、チームの熟成をはかるとともに、その予選に向けた最終メンバーの選手選考を兼ねている。

鈴木隆二監督は、慶應大との試合のスターティング5GK田淵広史(名古屋サテライト)、FP萩原真夏(S.B.F.C.LONDRINA)、FP田島亮(町田アスピランチ)、FP高橋裕大(町田アスピランチ)、毛利を選出した。なお、U-19日本代表候補のセカンドセットは畠山勇気(すみだバッファローズ)、村上拓也(すみだバッファローズ)、山田慈英(オスティア)、本石。サードセットは大澤雅士(ゾット)、大塚尋斗(矢板中央高)、橋本澪良(岡山作陽高)、木村優太(北海道)、フォースセットが井口凛太郎(大阪U-18)、二宮秀文(浦安セグンド)、山田凱斗(浜松)、松川網汰(大阪サテライト)という組み合わせになった。

どちらもハーフウェーラインまで引いて戦う中、より序盤からゴールに迫っていったのは慶應大だった。しかし、フィニッシュが枠に飛ばなかったり、ラストパスがズレたりして、得点を挙げることはできない。

U-19日本代表候補の最初のチャンスは前半8分、相手のミスを逃さずにボールを奪い、大澤が左足でゴールを狙ったがシュートは右に外れていった。この場面以降、再び慶應大に攻めこまれるが、8分のシュートはGK田淵が防ぎ、先制点を与えない。

先手を取ったのは、我慢の時間が続いたU-19日本代表候補だった。ピヴォの位置でボールを受けた毛利が反転シュートを決めてチームに先制点をもたらした。これで勢いづいた日本は、その直後にも山田がシュートを放ち、慶應大ゴールを脅かす。このシュートで得たCKからも毛利がシュートを打ったが左へ外れていった。さらに13分には相手の底辺で起きたミスを逃さず、本石がゴールを決めてU-19日本代表が2-0にリードを広げた。

ロングボールを入れてくる慶應大に対して、ハーフまで引いて守る日本は、残り2分で5ファウルとなる。それでも残り時間でファウルをせず、2点リードのまま前半を折り返した。

後半に入ると、再び立ち上がりに慶應大が攻め込む。しかし決定的な場面をつくるまでには至らず、前半途中からゴールマウスを守るGK伊名野慎(浦安セグンド)を脅かすことはできなかった。逆に後半6分にはU-19日本代表候補が攻め、萩原がゴールを狙ったがシュートは枠を捉えきれない。

後半8分からはGK茂呂翔也(すみだバッファローズ)がU-19日本代表候補のゴールを守る。9分、慶應大は自陣からのロングカウンターを仕掛けると、ゴール前に戻った木村に当たったボールがゴールに入り、オウンゴールとなった。1点差に詰め寄った慶應大は、一気に勢いづき、立て続けにシュートを放ったが同点に追いつくことはできなかった。

ハーフまで引いて守るU-19日本代表候補は、慶應大のロングボールを主体とする攻撃にも対応。セットプレーを中心に、何度かチャンスをつくりかけたが、追加点は挙げられなかった。それでも慶應大にも2点目を許さずに試合は終了。U-19日本代表候補が2-1で勝利している。