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マラドーナ氏、隣国コロンビアを擁護&審判を痛烈批判

 元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏は、コロンビアは勝利を盗まれたとの表現で審判を痛烈に批判した。5日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が伝えている。

 現在、4年に1度のフットボールの祭典であるFIFAワールドカップがロシアで開催されている。先日行われた決勝トーナメントの第1戦のイングランド対コロンビアは、PK戦の末イングランドが準々決勝進出を果たした。

 ただ、この試合を見たマラドーナ氏は隣国の敗戦を受け入れられないようだ。同氏は次のように、審判の判定によってコロンビアの勝利は持っていかれたと非難した。

「私はとんでもない泥棒を見た。コロンビアの人々にはどうか選手たちを責めないで欲しいと思う。責められるべき人間は審判だ。あんな奴はこのようなテンションの高い、大きな試合を担当すべきでない。審判は野球についてはとても詳しいと思うが、サッカーは全くの無知だ。まさに泥棒だ」

 また、イングランドが先制したPKについても以下のようにコメントし、怒り心頭の様子だった。

「あれはPKじゃない。(ハリー・)ケインが悪い。審判はよそ見をしていて、ケインに目をやった時に彼は倒れていた。ケインは(カルロス・)サンチェスを腕で固めていて、そして自分で倒れた。なんであの場面でVARが使われないんだ?と私は繰り返し訴える」