著者:エンディアイェ・カリファ(翻訳者:土屋一平)
「素晴らしい日本」相手に引き分けたセネガル
日本代表とセネガル代表はエカテリンブルク・アレーナでの試合に引き分けた。サディオ・マネとワゲのゴールで2度も勝ち越したにもかかわらず、テランガライオンズ(セネガル代表の愛称)が試合を支配することはなかった。
「試合に勝つチャンスはあったが、それをものにできなかった。だから僕たちは少し失望しているよ。でも僕らは素晴らしい日本代表と戦ったんだ」とセネガル代表のキャプテンであるサディオ・マネは語った。監督のアリュー・シセは「いくつかの後悔があるものの、日本はこの試合の勝者に値した」と語り、両国とも決勝トーナメントに進出する可能性を残したことで、彼にとっては「良い引き分け」だったと言っていい。シセ監督は選手たちがいつものようなプレーを見せなかったことを認めている。
実際に、サムライブルーは彼らのテクニックとスピード、機動力とスキルを活かしたボールポゼッションで優れた試合をした。セネガル代表は相手チームを追いかけるばかりだった。西野朗監督は選手たちが、彼がプレーしてほしいようにプレーしてくれたと語っている
「選手たちにはグラウンダーのパスを多用して素早く動き、背の高いセネガル相手の空中戦を避けるように要求した。彼らはよくやってくれた」
そして日本は決してあきらめなかった。乾貴士と本田圭佑が同点弾を決めた。「セネガルを脅かし続けることが私の選択だった。攻撃は最大の防御だからだ」と西野監督は語っている。
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