
著者:チアゴ・ボンテンポ(翻訳者:マリオ・カワタ)
過去12年間で最高となる6位でフィニッシュした2017年シーズンの後、ジュビロ磐田のサポーターたちは1990年代後半から2000年代初めの黄金時代のように、チームが優勝争いに加わることを夢見ていた。そのような高い期待が持てるのは久々のことだったが、2018年シーズンのスタートは静岡のスカイブルーの希望に水を差すものだった。
開幕から2連敗を喫し、第7節の敗北はガンバ大阪にJ1で実に7ヶ月半ぶりの勝利をもたらすものだった。V・ファーレン長崎を相手につまづいた第10節を含め特にホームで不安定なパフォーマンスが続き、さらに負傷による主力選手の離脱も相次いだ。例えばブラジル人FWアダイウトンとウズベキスタン代表MFファズィル・ムサエフは、膝の靱帯損傷によりシーズンのほとんどを棒に振ることを余儀なくされている。中村俊輔は太ももの肉離れでまだ1~2週間欠場する見込みで、先週退場処分を受けた左サイドバックのギレルメもクラブから謹慎処分を与えられ練習に参加していない。
それでも、少しずつ希望が戻ってきている。ホームのファンの前でのプレーは満足できるものではないが、先週の日曜日に日立台で2-1で柏レイソルを破ってアウェイ3連勝を達成したチームは、今季最高の6位まで順位を上げた。
実用的かつ効果的なアプローチを実践する名波浩監督は、手元の選手に解決策を見出している。ドイツからの帰国以来目立つ活躍のなかった山田大記と開幕時点では控えだった松浦拓弥は、中村とアダイウトン不在の間に結果を出した。柏戦の同点弾も、個人技で相手のラインを切り裂いた松浦と今季初ゴールを決めた山田のフィニッシュによって生み出されている。
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