日本代表MF香川真司所属のボルシア・ドルトムントは今夏にユベントスからスイス代表DFステファン・リヒトシュタイナーを獲得する可能性があるようだ。6日、イタリアメディア『Calciomercato.com』が伝えている。
リヒトシュタイナーは日本時間6日未明に行われたセリエA第36節・ボローニャ戦で途中出場を果たしているが、試合後のミックスゾーンにおけるインタビューにて「ユベントスでのシーズンは残り14日だ。新たな挑戦が必要だ。僕の将来はイタリア国外にあるだろう」と語っており、今夏のユベントス退団を認めている。また同選手は移籍先に関する質問に関しては「まだ(新しいクラブと)サインを交わしていない」と明言を避けていた。
しかし、イタリア国内外の複数メディアが報じるところによると、リヒトシュタイナーの新天地はドルトムントになる見込みであるようだ。同選手の代理人はドルトムント首脳陣と会談を行い、どうやら今夏にフリーで入団することで個人合意に達したものとみられる。また同選手は2016年にもドルトムント移籍に迫っていたものの、この時はユベントスに残留していた。
なおドルトムントは2012/2013シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝に輝いて以来、欧州の舞台での結果が振るわないシーズンが続いており、今季はトッテナム・ホットスパーやレアル・マドリードと同居したグループステージでCL敗退を喫している。ユベントスでスクデット6連覇、コッパ・イタリア3連覇に加え、2度のCL準優勝を味わっているリヒトシュタイナーはドルトムントにとって大きな戦力となる可能性が高そうだ。
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