カルロ・アンチェロッティ氏がイタリア代表監督就任のオファーを断ったと29日、イタリアの複数のメディアが報じた。
イタリア代表は昨年ワールドカップ出場権を逃してジャンピエロ・ベントゥーラ監督を解任して以来、正式な後任監督が決まっていない。
ミラン、チェルシー、レアル・マドリードなど各国の強豪を率いた経験を持ち、昨年バイエルン・ミュンヘンを去って以来フリーの立場であるアンチェロッティ氏は、代表監督の有力候補とみられていた。
実際に先週にはイタリアサッカー連盟と会談を行っていたというが、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』によると58歳の指揮官はオファーを断ることを決断したという。
アンチェロッティ氏は、アーセン・ベンゲル監督が今季限りで退任するアーセナルと契約を交わす可能性が報じられている。
『コリエレ・デロ・スポルト』によればアンチェロッティ氏が就任を断ったことで、イタリア代表監督の最有力候補はゼニト・サンクトペテルブルクを指揮するロベルト・マンチーニ監督、ナントを率いるクラウディオ・ラニエリ監督の2人になるという。
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