なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)は日本時間20日深夜にヨルダンで行われたAFC女子アジアカップ決勝・オーストラリア戦で1-0と勝利し、2014年のベトナムにおける前回大会に続く連覇を成し遂げた。
日本は前半にオーストラリアから数度に渡る決定機を作られたもののGK山下杏也加が好セーブを連発。さらにDF熊谷紗希のペナルティエリア内でのハンドでPKを献上するピンチを迎えたものの、山下がPKストップに成功し、前半をスコアレスで終える。
後半もオーストラリアに決定機を許した日本だったが無失点で我慢強く試合を進めると、終了間際の84分に途中出場のFW横山久美が左サイドからパスを受けるとペナルティエリア内に向かってドリブルで仕掛け右脚からシュートを放つと、これがゴールネット右上を揺らし待望の先制ゴールをもたらした。日本はこの1点を最後まで守り切り、見事優勝を果たしている。
なお、今大会で5位以内に入った日本はオーストラリア、中国、タイ、韓国とともに来年6月からフランスで開催されるFIFA女子ワールドカップ出場権も手に入れており、2011年ドイツ大会以来の優勝が期待される。
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