パリ・サンジェルマンは6日レアル・マドリード戦敗北でチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦敗退が決定した。この結果により、ウナイ・エメリ監督解任の可能性が浮上している。8日、『レキップ』をはじめ多数メディアが報じている。
パリ・サンジェルマンは昨夏の移籍市場で約4億ユーロ(約524億円)にも及ぶ資金を費やした。そのことからもわかるように、同クラブの今季目標はチャンピオンズリーグ優勝であった。
しかし、その結果がこの”不甲斐ない”敗北である。そのためエメリ監督の解任は遠くはないと予想されている。そして、同監督の最有力後任候補にあがっているのがチェルシーのアントニオ・コンテ監督だ。
今季は不振に苦しんでいるものの、その実力の疑いの余地はない。報道によるとPSGはすでにコンテ監督の弟とコンタクトをとっており、代理人のフェデリコ・パストレッロ氏は12日にパリをすでに訪れる予定だという。
PSGのクラブ内ではコンテ監督の戦術に長けたサッカーは評価されている。その一方で同監督がサイドラインで情熱を爆発させる姿は問題であると認識されているようだ。ネイマールとの関係も心配要因の一つである。
コンテ監督は経済的な面でも競争力の面においても興味を示しているという。焦点になるチャンピオンズリーグ優勝も十分可能だと感じているようだ。
コンテ監督はイタリアの次期代表監督候補にも名前があがっている。どちらにせよ、具体的な動向はシーズン終了後になるだろう。
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