
ガンバ大阪在籍歴のあるブラジル人MFダワンに、北京国安を退団する可能性が浮上。先日、中国1部リーグ戦で相手チームの関係者に暴力を振るい、複数試合の出場停止処分が科されたことも、去就に影響を与えているという。
ダワンは28日に行われた中国1部リーグ第25節の大連英博戦で、両チームの選手や関係者が乱闘を繰り広げるなか、相手選手や通訳担当を殴打して退場。中国サッカーリーグは30日、同選手に対して6試合の出場停止および罰金6万元(約140万円)の処分を科している。今季のリーグ戦は残り5試合であるだけに、一足早くリーグ戦での戦いを終えることになっている。
今節のレッドカードにより、次節は自動的に出場停止。追加処分の6試合を合わせると、合計7試合の出場停止となるが、その出場停止処分の対象は今季残りリーグ戦5試合とFAカップ2試合になる見込み。北京国安はFAカップで準々決勝まで勝ち進んでいるが、決勝進出を果たした場合でもダワンはピッチに立てない。
AFCチャンピオンズリーグエリートをのぞき、今季残りすべての公式戦でプレーできないダワンの去就について、 中国『163.com』は以下のように伝えている。
「この状況は、ダワンの国安での将来にも変化をもたらす可能性がある。ダワンは非常に能力の高い選手だが、年俸も非常に高い。これは現在の北京国安が掲げるチーム方針と衝突している。今年の国安は運営コストを削減するため、高給取りの選手を複数放出した。なかには契約期間が残っているにもかかわらず、他クラブへ無償で譲渡された選手もいる」
「そして今年初めには、クラブの新スポーツディレクターである馬永明氏も、ダワンとの契約を前倒しで解除することを検討していた。しかし、ダワン側がこれを拒否したとされている」
「ダワンは確かに優れた選手だが、コストパフォーマンスが高いとは言い難い。シーズン序盤には周知の理由によって複数試合を欠場し、今回は中国サッカー連盟から処分を受けたことで、リーグ戦のシーズンを終えることになった。国安にとっては、疑いようのない大きな損失である」
「そのため、今年の冬の移籍市場を迎えれば、クラブは来季もダワンを残留させるのかを検討することになるだろう。もし来季も現在のような状況が続くのであれば、国安がダワンとの契約を前倒しで解除する可能性も現実味を帯びてくる」
なおダワンには2025年12月にJリーグ復帰の可能性が報じられていた。中国国内では今もなお、Jクラブからの関心が取りざたされているだけに、今オフの動向に注目が集まる。
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