Jリーグ セレッソ大阪

崖っぷち!今季結果次第で退団も?セレッソ大阪正念場の4選手【2026】

中村拓海 写真:アフロスポーツ

2025明治安田J1リーグを10位で終えたセレッソ大阪(以下、C大阪)。クラブ初のJ1優勝を目標に掲げて臨んだシーズンだったが、最終的には中位フィニッシュにとどまり、思うような結果を残すことはできなかった。それでも、リーグ総得点「60」は柏レイソルと並んで3位タイを記録。攻撃面では確かな手応えを示し、来季へとつながるポジティブな要素も見出している。

一方で、出場機会を十分に得られず本来の力を発揮できなかった選手がいたのも事実だ。百年構想リーグや2026/27シーズンの成績次第では、立場が大きく揺らぐ可能性もある。

ここでは、今シーズンのパフォーマンス次第で退団の可能性も浮上しかねない4選手を、筆者の視点からピックアップして紹介する。


中村拓海

1人目は、右サイドバックやアンカーを主戦場とするDF中村拓海だ。大分トリニータのジュニアユースから東福岡高校を経て、2019シーズンからFC東京でプロキャリアをスタートさせた。プロ1年目はリーグ戦の出場はなく、J3リーグのFC東京U-23で経験を積み、プロのスピードや強度に順応。続く2020シーズンからは主力に定着し、正確なポジショニングや高精度のクロス、スプリント力を武器に、2シーズンでJ1リーグ35試合1アシストを記録した。

2022シーズンには、当時J2の横浜FCへ完全移籍。センターバックを主戦場にJ2リーグ32試合4アシストを記録し、チームのJ1昇格に大きく貢献した。その後も2シーズンにわたり安定したパフォーマンスを披露し、欠かせない戦力として存在感を示していた。

しかし、昨シーズンにC大阪へ完全移籍して以降は状況が一変。J1リーグでは2試合の出場にとどまり、百年構想リーグでも出場機会を得られていないなど、厳しい時間が続いている。百年構想リーグ終了後には、出場機会を求めて他クラブへ移籍する可能性が高いと見られる。


上門知樹

2人目は沖縄県出身で、かつては調理師志望だったMF上門知樹。与勝高校(沖縄県)卒業後、J3のFC琉球でプロキャリアをスタートさせた。プロ1年目の2016シーズンはJ3リーグ8試合1アシスト、翌2017シーズンも9試合出場とプロの洗礼を浴びた。しかし地道な努力を重ねると、2018シーズンの開幕戦では2ゴール1アシストの活躍を見せ、以降は主力へと定着した。J2昇格1年目の2019シーズンは、リーグ戦38試合14ゴール1アシストを記録し、その名を一気に全国区へと押し上げた。

2020シーズンからはファジアーノ岡山に完全移籍。同シーズンはJ2リーグ42試合7ゴール5アシストを記録しチームを牽引すると、翌2021シーズンには41試合13ゴールをマークし、J2屈指のアタッカーへと成長を遂げた。

2022シーズンからはC大阪へ完全移籍。MF乾貴士(現ヴィッセル神戸)が当時付けていた背番号「7」を託されるなど、周囲からの期待値は高かった。加入後3シーズンはコンスタントに出場機会を得ていたが、昨年6月のYBCルヴァンカップ(横浜FC戦)で右膝前十字靭帯損傷および外側半月板損傷の重傷を負い、長期離脱を余儀なくされた。

長いリハビリを経て、復帰が目前に迫る上門。残りの百年構想リーグで存在感を示し、C大阪でのキャリア継続へつなげたいところだが、チームの選手層は厚みを増しており、来季に向けては他クラブへの期限付き移籍という選択肢も現実味を帯びている。

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名前:Yusuke Sueyoshi
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