ラ・リーガ バルセロナ

バルベルデ監督、チェルシー戦へ向けての意気込み語る。「新しい歴史をつくる」

 チャンピオンズリーグのベスト16、チェルシー対バルセロナが20日に行われる。注目が集まるこのビッグマッチの前日会見でバルベルデ監督が試合に向けての意気込みを語った。スペイン紙『アス』やイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 両チームがチャンピオンズリーグで対戦するのは20日のファーストレグで13戦目になる。ここ10年のうちのバルセロナのチェルシー対戦成績は2勝5分3敗と決してよくない。

「この統計はいかにこの試合が難しいかを表している。しかし我々の目標は新しい歴史をつくることだ」

 このようにバルベルデ監督はこの試合の大変さを理解している。しかし、バルベルデ監督はこの“負”の歴史を打ち消し「新しい歴史をつくる」ことができると考えているようだ。

 現在プレミア4位のチェルシーは不調から抜け出そうとしている最中である。しかし、バルベルデ監督は名将アントニオ・コンテ監督率いる同クラブに警戒を怠らない。

「彼(コンテ)のチームは戦術を極めて重要視する。そして彼らは試合中どんな時でも何をすればいいのか理解している。(この試合は)大きなチャレンジだよ」

「彼らは身体的に優れ、守備が上手だ。そして、彼らは素晴らしいカウンターアタックをすることができる選手たちを擁している」

 このように同監督はチェルシーを分析した。そして同クラブと8試合対戦したもののまだ得点経験のないアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにも言及している。

「レオ(メッシ)がいまだチェルシー戦で得点を決められていないのは知っているよ。しかし、この火曜日は“別”の試合になるだろう」

 この注目の試合は日本時間の21日午前4時45分に試合開始だ。各々の国内での状況は対象的であるが、この試合では両チームの素晴らしい活躍に期待したい。