プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

誤審疑惑残るVAR判定でゴール取り消しのマタ。それでもVAR導入賛成派

 18日のハダースフィールド・タウン戦で、マンチェスターユナイテッドのスペイン代表MFファン・マタがネットを揺らしたがVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)でオフサイドとなった。これは、誤審の疑惑があり未だに物議をかもしている。このことに関して同選手が言及した。19日、英紙『マンチェスターイブニングニュース』が報じている。

 このFA杯5回戦はユナイテッドがベルギー代表FWロメル・ルカクの2ゴールで勝利している。しかし、前半終了間際のマタの幻のゴールには未だに議論が飛び交っている。試合を支配し勝利したユナイテッドだが、すっきりした状況とは言えないかもしれない。

 そんな中、渦中の選手であるマタが自身のブログ上にVARに関する意見を述べている。そして、それは決してVARに対して懐疑的なものではなかった。むしろ、同選手はVARに関して極めて賛成的だ。

「今回VARの判定が私たちに不利なものではあった。しかし、試合後のインタビューでも言ったようにVARは将来的には審判たちの大きな助けになるはずだ」

「彼らの仕事はとても大変だからね。それにサッカーのさらなる公正さがもたらされるだろう」

 同選手はVARの正確性をあげる必要はあると認識しているものの、このようにVAR導入に関しては好意的である。しかし、判定の際に試合が中断されるためVAR使用にはある程度の制限が必要だと考えているようだ。

「私はこの技術は試合を決定付ける場面のみで使用し、多様は避けるべきだ。そのことで頻繁な試合の中断を避けることができる」

「土曜日の試合の時と比べて最終決定を下すまでの時間を短くするべきだと思う。そして、もっと正確であるべきだね。」