Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜F・マリノスのエンブレムに酷似…海外新興クラブにパクリ疑惑浮上!

横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 ケニア2部所属「3K FC」のエンブレムが、横浜F・マリノスのものと非常に似ていると話題に。日本のサッカーファンの間で話題になっており、一部では“パクリ疑惑”が浮上している。

 3K FCはケニア中部のエンブ・カウンティに本拠地を構えており、クラブの名称は設立に関わった3つの地域名の頭文字に由来している。2013年設立と比較的新しいクラブであるが、2023/24シーズンに3部リーグで優勝し、2部へ昇格するなど、直近2年間で台頭している。

 その3K FCのエンブレムは、鮮やかな赤、青、白のトリコロールカラーを基調としており、ゴールドをアクセントに加えた円形のデザインで構成されている。外周の太い赤いリング部分には、上部にクラブ名である「3K FOOTBALL CLUB」、下部にチームのスローガンと思われる「HOME OF STARS」という白い大文字がアーチ状に配置され、左右の余白には白い星が一つずつあしらわれている。

 中央の白い円内には、勝利や栄光を象徴する金色の月桂樹(ローレル)が左右から伸び、中心にある盾(シールド)を囲むようにデザインされている。この盾は赤・白・青の三色で塗り分けられており、特に目を引くのが中央に鎮座するゴールドの錨(いかり)と、右下の青地に描かれた3羽のカモメだ。錨の左側にはサッカーボール、上部の赤地には「3K」、右上の白地には「FC」の文字がそれぞれ配されている。

 そして盾の下部には、ゴールドの縁取りが施された青いリボンが広がり、ここにも「3K. FC」と記されている。さらにその下、リボンと月桂樹の間には設立年を示す「EST.2013」の金文字が施されている。全体として海洋的なモチーフを多用した伝統的な紋章スタイルだが、盾の内部構造や配色は横浜FMのものと極めて酷似しており、文字情報のみを書き換えたような作りとなっている。 

 なお、横浜FMのエンブレムについては、クラブ公式サイトで「横浜F・マリノスを象徴するチームカラーはトリコロール。赤は「瞬発力と情熱」、白は「集中力と潔白さ」、青は「冷静さと港町・横浜の海」を表しています。 チームエンブレムはこのトリコロールを基調とし、盾を勝者のシンボルである黄金の月桂樹で囲み、盾の中央にはホームタウンである港町・横浜を象徴する錨とカモメ、プロサッカークラブを表すサッカーボールがあしらわれています」と紹介されている。