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G大阪退団の可能性も?ポヤトス監督が中国滞在。ダワン擁する北京国安の監督辞任直後

ダニエル・ポヤトス監督 写真:Getty Images

 中国1部の北京国安は10月5日、キケ・セティエン監督の辞任を公式発表。同監督のもとでアシスタントコーチを務めていたラミロ・アマレージェ氏が暫定指揮官に就任しているが、その一方でガンバ大阪率いるダニエル・ポヤトス監督の近況が話題に。北京に滞在しているだけに、一部ではブラジル人MFダワンと同じくG大阪から北京国安へ所属クラブを変える可能性が指摘されている。

 ポヤトス監督は7日にインスタグラムを更新。北京市にある天安門で、妻や娘とのスリーショットをアップしているが、「Visiting Beijing」とのみポスト。自身の去就には触れていない。

 単なる家族旅行で北京を訪れた可能性も考えられるところだが、同時期にセティエン氏が家庭の事情により北京国安の監督を辞任しているだけに、近いうちに同クラブの指揮官に就任するとの憶測も。妻や娘が北京の環境を気に入り、将来的に家族が中国で生活する可能性も排除できない。

 一方、北京国安は2025年2月にG大阪からダワンを獲得したほか、長春亜泰から元鹿島アントラーズ所属選手のブラジル人MFセルジーニョを完全移籍により獲得。ダワンは中国1部リーグ戦22試合の出場で1ゴール4アシスト、セルジーニョは24試合の出場で5ゴール5アシストを挙げており、チームも首位の上海海港から勝ち点6差の4位につけている。

 アマレージェ暫定監督の指揮期間は明らかになっていないが、リーグ戦の残り試合が少ない現状等を踏まえると、2025シーズン終了後までと考えられる。果たしてポヤトス監督の中国滞在に深い意味はあるのだろうか。