2025年開催のFIFAクラブワールドカップに参戦する浦和レッズ。前線ではすでにFW興梠慎三の現役引退、FWブライアン・リンセンの退団が決まっているが、ブラジル人FWチアゴ・サンタナもチームを去るかもしれない。
現在31歳の同選手は、2021年にポルトガルのCDサンタ・クララから清水エスパルスへ完全移籍。来日1年目からJ1リーグで2桁得点を挙げると、翌2022シーズンには14ゴールでJ1得点王のタイトルを獲得。J2降格後も清水でプレーしていたが、2023シーズンにJ1昇格を逃すと、大熊清取締役(ゼネラルマネージャー兼サッカー事業本部長)の退任など強化部の体制変更もあり、浦和へ完全移籍した。
4月3日のFC東京戦でハーフウェイライン付近からのロングシュートを放ちゴールを奪うなど、浦和でも印象的なプレーも披露していたサンタナ。5月まではリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場も、6月下旬以降はリンセンにかわって控え要員に。12ゴールを奪っているとはいえ、マチェイ・スコルジャ監督就任後も序列アップとはなっていない。
そんななか、サンタナ本人は12月6日にインスタグラムを更新。ストーリーズでクラブW杯組み合わせ抽選会の結果をアップするとともに、両手をクロスさせて「×」を作る顔文字を添えているが、この投稿内容にネット上では「サンタナは浦和退団?」「サンタナ、スコルジャ監督の構想から外れたのかな?」といった声が。8日のJ1最終節アルビレックス新潟戦を前に、浦和退団を示唆するものだという見方が広まっている。
クラブW杯抽選会の結果、グループステージでリーベル・プレート、FC東京所属DF長友佑都の古巣インテル、モンテレイと対戦することになった浦和。ファン・サポーターの関心は世界屈指の強豪クラブとの対戦に向く一方、サンタナのSNS投稿にも注目が集まっている。
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