FC東京は8月30日、明治安田J1リーグ第29節サンフレッチェ広島戦にむけてのチーム状況を報告。一部で「Jリーグが広島vsFC東京を開催する方向で進めている」と報じられているだけに、ネット上ではJリーグに対する批判や疑問の声が相次いでいる。
台風10号による大雨の影響で、東海道新幹線は名古屋-三島間で一時運転を見合わせ。FC東京をはじめ関東圏の複数クラブに所属する選手やスタッフが新幹線で缶詰め状態に。FC東京所属選手は29日深夜に静岡県内のホテルで宿泊し、30日にバスで帰京している。
一方、広島は30日に「対戦相手であるFC東京から広島への移動の目途がたったと連絡がありました」と発表。FC東京一行は、試合当日の31日に広島へ移動するものとみられるが、2日間にわたりトレーニングを実施できておらず、選手のコンディションが心配される。
Jリーグ規約の第62条では、試合中止の決定について「マッチコミッショナーおよび両クラブの実行委員の協議を経て、チェアマンが決定する」と記されている。それだけに広島vsFC東京の開催を巡っては、ネット上で「中止にすべき」「Jリーグは選手のこと考えて」「Jリーグは試合中止の要件について見直すべきだ」「選手ファーストとは?」といった声が。否定的な意見が相次ぐなか、「広島に来てくれるFC東京を歓迎しよう」「FC東京にリスペクトを」という呼びかけも見受けられる。
なお、台風10号の影響により、今節のJ1は京都サンガvs鹿島アントラーズなど4試合の中止がすでに決定している。Jリーグには、FC東京所属選手のコンディションが万全でないなか、広島戦が開催予定であることについて、説明が求められそうだ。
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