名古屋グランパスは今月9日開催の明治安田J1リーグ第3節で、アルビレックス新潟に0-1で敗れた。今季開幕から3連敗を喫しただけに、ネット上では長谷川健太監督の解任論が噴出。J2徳島ヴォルティスの吉田達磨監督、J3ツエーゲン金沢の伊藤彰監督とともに「今季解任第1号」に挙がっている。
昨季J1で6位の名古屋は、シーズン終了後にDF森下龍矢、DF中谷進之介、DF藤井陽也など複数の主力選手が退団。DFハ・チャンレ、DF三國ケネディエブスらを獲得したとはいえ、開幕節で鹿島アントラーズ相手に0-3で敗れるなど、守備陣が不安定なパフォーマンスを露呈。第2節のFC町田ゼルビア戦でも敗れると、新潟戦では88分にMF長谷川元希にゴールネットを揺らされた。
3試合で無得点と、FWキャスパー・ユンカーやFWパトリックらを擁する攻撃陣も機能しない中、X(旧ツイッター)では「名古屋は長谷川健太解任フラグたってない?」「桜が咲くのが先か、長谷川健太が解任されるのが先か」「長谷川健太監督を解任しないと、J2降格あるかも…」といった声が。試合後、選手たちとともに名古屋サポーターのもとへ行って挨拶する指揮官の姿が「解任の予兆なのでは?」などと話題を呼ぶなど、「長谷川健太」がトレンド入りしている。
一方でJ2に目を向けると、徳島が9日開催の第3節ブラウブリッツ秋田戦で1-2と敗北。名古屋と同じく開幕3連敗を喫しただけに、吉田監督の解任を予想する声が挙がっている。そしてJ3では金沢が開幕ダッシュに失敗。第3節FC大阪戦で2-6と大敗を喫するなど、3試合で12失点と守備陣が崩壊。かつてジュビロ磐田やベガルタ仙台などで指揮を執っていた伊藤彰監督の進退問題に発展する可能性が取り沙汰されている。
それだけにXでは「伊藤彰VS吉田達磨VS長谷川健太 誰が1番最初に解任or辞任するか」「解任有力候補はこの3人かな」などと、「2024年Jリーグ監督解任ダービー」が勃発。特にJ1、J2は今季から下位3クラブが自動降格となっているだけに、一部クラブの早期監督交代が予想される。
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