アーセナルで指揮を執るアーセン・ベンゲル監督が、マンチェスター・シティとFWアレクシス・サンチェスの合意報道を否定している。9日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が同指揮官のコメントを紹介した。
英紙『ザ・サン』など複数のメディアによると、今年6月にアーセナルとの契約が満了するサンチェスは、シティへの移籍で合意に達した模様だ。仮にアーセナルが今冬の移籍を容認した場合は、シティから2000万ポンド(約31億円)の移籍金が支払われるとされている。
A・サンチェス獲得にはバイエルンやパリ・サンジェルマンなども名乗りを上げていたが、最終的にはバルセロナ時代に師弟関係だったペップ・グアルディオラ監督率いるシティへと加入する見込みのようだ。
しかし、ベンゲル監督は「アレクシス・サンチェスについてマンチェスター・シティとコンタクトは取っていない。この話題に言及することはないし、ここから移籍市場が終わるまで私は何も期待していない」と、合意報道を否定しつつ移籍市場については口を閉ざした。
サンチェスがアーセナルと契約更新しない限り、今季終了後にはフリーでクラブを離れることになる。今冬の移籍か、それとも来季に動きがあるのか。同選手の去就が注目される。
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