プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

「冨安・アーセナル寄り」とマンUサポ批判も…解説・林陵平の謝罪に疑問噴出

林陵平氏 写真:Getty Images

 東京大学運動会ア式蹴球部の監督を務める林陵平氏は今月3日深夜、『SPOTV NOW』にて日本代表DF冨安健洋擁するアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドの直接対決(プレミアリーグ第4節)を解説。試合後、ユナイテッドサポーターに謝罪したが、「謝罪不要」などと同氏を擁護するメッセージがSNS上で多く寄せられている。

 名門クラブ同士の一戦では、ユナイテッドが27分にFWマーカス・ラッシュフォードのゴールで先制も、1分後にアーセナル所属MFマルティン・ウーデゴールが同点弾。その後はややこう着状態のまま時間が進んだが、アーセナルが後半アディショナルタイムに2ゴールを奪い、3-1と勝利を収めた。

 この劇的な試合展開には、解説者の林氏も興奮。しかし中継中や中継終了後に、一部のSNSユーザーから「アーセナル寄りだ」などと、同氏への苦情が寄せられたという。

 これを受けて林氏はX(旧ツイッター)を更新。「ユナイテッドサポーターを不快にさせてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪。「どのチームが好きとかほんとにないですし、公平に解説しようと思っています。今後もしっかり予習し解説します。 視聴ありがとうございました」と、特定のクラブのファンでないことを強調。

 「色々な意見がありがとうございます!一つ言えることはサッカーを愛してるし、そのサッカーの魅力を全ての面で視聴者にわかりやすく伝えていけるよう、プロ意識を持って準備、解説していきます。今後もよろしくお願いします!!!」と視聴者にメッセージを送った。

 それでも視聴者からは「全然そんな事ないです!」「謝る必要ないですよ」「すごい公平だったと思いますよ」「いつも分かりやすい解説ありがとうございます!」など、苦情内容や謝罪投稿に対する疑問の声が。一部から「アーセナルファンって認めて公平に解説するのが絶対正しい」と注文もあるが、擁護や感謝のメッセージが大半を占めている。

 なお冨安は76分、DFオレクサンドル・ジンチェンコにかわって左サイドバックでプレー。アーセナルが勝利しただけに、英メディア『フットボール・ロンドン』は同選手に「7」(10点満点中)と高い評価を与えている。