アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋は、先月21日に行われたプレミアリーグ(イングランド1部)第2節のクリスタル・パレス戦で退場。遅延行為でイエローカードを提示されたことに対して、『日向坂46』の元メンバーである影山優佳さんが自身の見解を述べた。
左サイドバックで先発出場の冨安は、60分にスローインで8秒ほど味方選手を探してからボールを投げたが、遅延行為にあたるとして警告を受ける。そして67分にはロングボールに対するFWジョルダン・アイェウとの駆け引きで、冨安の左手がアイェウの背中に触れた瞬間、アイェウが転倒。2枚目のイエローカードを提示され、退場となった。
プレミアリーグでは今季から時間稼ぎと解釈可能な行為に対して、より厳しい判定が下されるようになっている。影山さんは『ABEMAスポーツタイム』に出演した際、いちサッカーファンの立場から遅延行為による冨安へのイエローカードについて、以下のように述べている。
「(遅延行為とは異なる事例だが)先日リバプールのアレクシス・マック・アリスター選手が一発退場になったんですけど、クラブがリーグ側に異議を申し立てて、(3試合の出場停止処分が)取り消しになったということがあったんですよ」
「遅延行為によるイエローカードが増えたことによって、試合後のクラブの対応も注目されているので、選手やファンのためにもクラブがどう動くのか注目したいですね」
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、遅延行為による冨安へのイエローカードについて「ストップウォッチを持ってプレーしなければならない」と、皮肉交じりに主審の判定を批判。ただ異議申し立ての可能性については「マック・アリスターのように異議申し立てを望んでいるが、そうならないだろう」と否定的なコメントを残していた。
なお冨安本人は「判定は判定。僕がどうにでもできたことなので、そっちにフォーカスした方がいい」と冷静さを保っていた。
コメントランキング