ラ・リーガ バルセロナ

バルセロナ、トッテナムMF獲得失敗か。ラングレ交渉が停滞

ジオバニ・ロ・チェルソ 写真:Getty Images

 バルセロナが、トッテナム・ホットスパーに所属するアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(27)の獲得に失敗したようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 2018年夏にレンタルで加入したベティスでブレイクしたロ・チェルソは、2019年夏にトッテナム・ホットスパーへ完全移籍。2022年から1月からローンでビジャレアル入りすると、レンタル期間を延長した昨季は負傷などの影響もあり、公式戦29試合で2ゴール3アシストの成績に終わった。

 今夏にトッテナムへレンタルバックしたが、プレミアリーグ開幕から2試合連続でベンチを温めているロ・チェルソに対して、シャビ・エルナンデス監督がアタッキングサードでポテンシャルを発揮できる選手として獲得を希望。バルセロナが移籍金1000万ユーロ〜1500万ユーロ(約15億7000万円〜約23億6000万円)を用意できれば話は変わるものの、財政状況的に厳しいことから獲得失敗に終わったようだ。

 また、昨季トッテナムでプレーしたフランス代表DFクレマン・ラングレの交渉が難航していることもバルセロナにとっては不利に働いている模様。アントニオ・コンテ監督が退任したトッテナムは、センターバック強化への関心が下火になっており、アンジェ・ポステコグルー監督はフランス人DFにほとんど関心を持っていないようだ。