ニュルンベルク所属FW林大地は、今月5日に行われたドイツ2部リーグ開幕戦で途中出場。終盤にPKを獲得して同点ゴールを演出したが、このPK判定を巡って現地で論争が沸き起こっている。
問題視されているのは、ニュルンベルクが1-2とビハインドで迎えた87分のシーン。林が右サイドでDFブライト・アレイ=ムビとマッチアップ。ドリブルでペナルティエリアに侵入すると、ムビとの接触で転倒。VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定の末、ニュルンベルクにPKが与えられた。
しかし中継映像をよく見ると、林は倒れる直前に右足でムビの右足を踏んでいる。またファウルの瞬間映像がX(ツイッター)上で拡散されると、「なぜこれでPKになるのか」「VAR判定中のやり取りを聞きたい」「林は主審を欺いた」などの声が上がっている。
さらにハノーファーのマーカス・マンSD(スポーツディレクター)も、PK判定に激怒。英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版のインタビューで「間違いなくPKではなく、むしろその逆だ。あのような場面で笛で吹くのは、私にとってスキャンダルだ」と、主審を非難している。
ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)で絶対的ストライカーとして活躍し、今年6月20日にニュルンベルクへレンタル移籍した林。開幕戦で得点に絡んだとはいえ、主審とともに現地で厳しい視線を浴びているようだ。
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