東京・新宿の複合高層ビル「東急歌舞伎町タワー」には、性的少数者(LGBTQ)への配慮を目的とした「ジェンダーレストイレ」が設置されていたが、施設オープンからわずか4か月で廃止。北海道コンサドーレ札幌所属DF西大伍は、以前からジェンダーレストイレの必要性やLGBT法の議論に対して疑問を投げかけていた。
東急歌舞伎町タワーは今年4月14日にオープン。開業当時、公式サイトではジェンダーレストイレ設置の目的について以下のように記されていた。
「国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念でもある『誰一人取り残さない』ことに配慮し、新宿歌舞伎町の多様性を容認する街づくりから、設置導入いたしました」
しかしツイッター(現X)をはじめ、ネット上では性犯罪の温床になる可能性が指摘されていたほか、複数の男性がジェンダーレストイレの前に立っている時の様子がSNS上で拡散。苦情が相次いだこともあり、今月はじめでの廃止が決まったという。
ジェンダーレストイレの話題には、西も言及。同選手は5月12日に自身のYouTubeチャンネルを更新した際、「本当にLGBTQの皆さんが必要としているのかすごい疑問。女性専用トイレは、絶対必要だと思いますね」と自身の見解を示していた。
くわえて政界でLGBT法に関する議論が活発化していることに対しても「日本ってここ(LGBTQ)に対する差別はそんなにないんじゃないかなと思います」
「自分の関係ないところでそういう方がいたとしても全く気になりませんし、そういう友達もいますし、テレビにもそういう人ってたくさん出てますよね。なので法律を新たに作る必要ってあるのかなとすごい思う」
「『どこかの国がそうだから、そういう法案を作る』とか、そういう考えではない。その国にあった考え、その国が良い方向に行くための考えでいろいろなことを進めてほしい」と、疑問を投げかけていた。
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