Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

西大伍、札幌サポとの間で誤解生じる。ライブ配信での“呼び捨て”指摘に反応

西大伍 写真:Getty Images

 北海道コンサドーレ札幌所属DF西大伍は、今月2日の天皇杯4回戦・柏レイソル戦後にYouTubeライブ配信を実施。配信に関するツイッター(現X)上の投稿に反応したが、SNSユーザーとの間で思わぬ誤解が生じている。

 札幌はリーグ戦で5試合連続白星なしという状況の中、天皇杯ベスト8入りをかけた一戦で柏と激突。MF浅野雄也やMF宮澤裕樹らが先発出場する中、前半22分に先制ゴールを許す。後半にはFWキム・ゴンヒやMF駒井善成らを投入。次々と交代カードを切って反撃に転じたが、最後までゴールを奪うことはできず0-1で敗れた。

 この一戦でメンバー外だった西は、YouTubeライブ配信で柏戦を回顧。途中からDF西野奨太も加わると、プライベートトークも展開。視聴者から好評を得たほか、激励のメッセージも寄せられている。

 そんな中、ツイッター上では札幌サポーターとみられるSNSユーザーから「ライブ配信に出演している選手に呼び捨ては良くない」という主旨のメッセージが。ただ当該SNSユーザーは、指摘の対象を「YouTubeコメント欄に書き込んでいる視聴者」と追記している。

 しかし西は自分自身に対する指摘だと解釈。「友達を呼び捨てくらいさせてよ」と切り出すと、「負けたら些細なことが気になるかもしれないんだけど、残念なのは選手も一緒だ。それでも次の試合はすぐにやってくるからね」と綴っている。

 この投稿をうけて、同選手に対する称賛や擁護のメッセージが寄せられているが、一方で「ライブ配信のコメント欄の人たちに対してだったみたいですね」といった補足も。呼び捨てに関して指摘したSNSユーザーは「書き方まずかったですね。大伍さんに言ってるのではなく、コメントに対してでした」と釈明している。

 今回の問題は、“呼び捨て”に関する指摘の対象を巡って、誤解が生じている。それだけに西とSNSユーザーの間で問題解決に至ることを願うばかりだ。