元ガンバ大阪所属選手の韓国代表FWファン・ウィジョは、プレミアリーグ(イングランド1部)ノッティンガム・フォレストに再合流。練習試合でゴールを決めるなどアピールを続けているが、現時点でも去就不透明であるようだ。
同選手は昨年8月にフランス2部ジロンダン・ボルドーからノッティンガムへ完全移籍。ノッティンガムではプレーせず、オリンピアコスへ1年レンタルにより加入したが、今季序盤から不振に喘ぎ昨年10月下旬以降は全試合でベンチ外。今年2月にオリンピアコスとのレンタル契約を打ち切り、FCソウルへ加入していた。
そのFCソウルでは、韓国1部リーグ戦15試合の先発出場で4ゴール2アシストをマーク。選手本人が韓国国内メディアのインタビューで欧州復帰目標を公言すると、FCソウルを先月末の契約満了をもって退団している。
そんなファン・ウィジョは、すでにノッティンガムのプレシーズントレーニングに参加。15日のノッツ・カウンティ戦で決勝ゴールをあげている。
ただ英メディア『ノッティンガムシャインライブ』の報道によると、ノッティンガムのスティーブ・クーパー監督は「(ファン・ウィジョが今季の構想に含まれているか)誰にも分からない」と明言を避けたほか、人員整理の方針も打ち出したとのこと。
それでも指揮官は「ファン・ウィジョの仕事ぶりを見れば、彼が効果的な動きをたくさんしていることが分かる。ゴールも良かった」と語るなど、同選手のパフォーマンスに一定の評価を与えたようだ。
なおノッティンガムはこの後、バレンシアやレバンテとの練習試合を控えているほか、来月12日のプレミアリーグ2023/24シーズン開幕戦では日本代表DF冨安健洋所属のアーセナルと対戦する。
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