元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツからのステップアップ移籍が期待されている。すでにブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシア・ドルトムントやプレミアリーグ(イングランド1部)リバプールなど複数クラブからの関心が報じられているが、フランス国内ではLOSCリール加入が望み薄という見方が広まっている。
英紙『デイリーメール』は先月15日、中村に関心を寄せているクラブとしてドルトムント、リバプール、ボルシア・メンヒェングラートバッハ、リール、スタッド・ランス、オリンピック・リヨン、アストン・ビラ、バーンリーの名前を挙げていた。
そんな中、フランスのスポーツ専門サイト『20minutes sportune』は、リールの補強戦略を特集。攻撃陣の獲得候補として中村や元レアル・マドリード所属FWエデン・アザールら5選手を挙げた上で、英国ブックメーカーのオッズを紹介している。
これによると、中村獲得の可能性はアーセナルからスタッド・ランスへレンタル移籍していたFWフォラリン・バログンと同じく21倍と最低人気。『20minutes sportune』は中村の人気薄について「冷たいとは言わないまでも、生ぬるい」と綴っている。
またかつてリールに在籍していたアザールは18倍であるとのこと。1番人気はベルギー1部KRCヘンク所属FWマイク・トレゾールの4倍だという。
中村は2021年8月にG大阪からリンツへ完全移籍。2021/22シーズン途中から出場機会を確保すると、2022/23シーズンはオーストリア1部リーグで31試合に出場して14ゴール7アシストをマーク。リンツの幹部は先月下旬の会見で「中村を手放すつもりはない。(オファーが)1000万ユーロ(約14億円)以下では交渉しない」と強気の姿勢を見せている。
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