Jリーグ 大宮アルディージャ

古巣大宮にゲキ。熊本コーチ藤本主税「J3に行ったらあかん」復帰待望論も

藤本主税氏(大宮アルディージャ在籍時) 写真:Getty Images

 古巣の大宮アルディージャに愛のあるメッセージを送った。大宮のクラブアンバサダーである塚本泰史氏が、同クラブOBの藤本主税氏(現ロアッソ熊本コーチ)から預かった伝言の内容を明かしている。

 大宮は2017シーズンのJ2降格を最後に一度もJ1に復帰していないほか、2021年から今年にかけて4度の監督交代を実施。今季は4月12日開催のJ2第9節ザスパクサツ群馬戦から6連敗を喫すると、5月17日の第16節いわきFC戦で1-2と敗れて最下位に転落。クラブは相馬直樹氏から原崎政人氏への監督交代に踏み切っている。

 しかし監督交代後もリーグ戦で1分6敗。今月1日のFC町田ゼルビア戦でも2-3と敗れ、21位いわきFCから勝ち点7差の最下位に沈んでいる。

 クラブが困難に直面する中、塚本氏は4日深夜に「主税さんからいきなりの連絡。こうやって気にかけてくれているOBの方はたくさんいるんだろうな」「諦めたら本当に終わりだと思う。選手を信じて仲間を信じて最後の最後まで闘おう」とツイート。大宮に対する藤本氏のメッセージは以下の通りだ。

 「アルディージャの浮上を心から祈ってる。J3に行ったらあかんで。俺も祈ることしかできないけど… 大宮は特別。残留することを信じてるわ」

 かつて2005年から7シーズンにわたり大宮でプレーしていた藤本氏からの激励には、サポーターから感謝のメッセージが寄せられているほか、同氏の大宮復帰を望む声も沸き起こっている。

 なお大宮と熊本は3月5日開催のJ2第3節で対戦し、熊本が3-0と勝利している。9月16日の次回直接対決を控える中、藤本氏が大宮の巻き返しを期待している。