Jリーグ 移籍

Jクラブ獲得失敗か。ポルティモネンセ所属FWが韓国2部移籍で合意

ポルティモネンセ 写真:Getty Images

 日本代表GK中村航輔ら擁するポルトガル1部ポルティモネンセからポルトガル2部SCコヴィリャンへレンタル移籍していたFWウィリントン・アポンザには、Jリーグクラブからの関心が報じられていた。しかし今月28日までに韓国国内クラブへのレンタル移籍が確実になったようだ。

 現在23歳のアポンザは、身長190cm超えのコロンビア人ストライカー。2021年7月にポルティモネンセへ加入したが、2021/22シーズンのリーグ戦で出場機会に恵まれず、昨年8月にコヴィリャンへレンタル移籍。そのコヴィリャンでは主力選手として活躍。ポルトガル2部リーグ33試合中14試合のスタメン出場で6ゴールをマークし、2022/23シーズンを終えていた。

 アポンザはポルティモネンセとの契約を2025年6月まで残している模様。ポルトガル紙『ア・ボーラ』は先月末に「ポルティモネンセは日本国内の2クラブから届いたオファーを拒否」とリポート。ただポルトガル紙『O JOGO』は今月21日に「日本や韓国のクラブからオファーが届いている」と伝えていた。

 そんな中、『ア・ボーラ』は28日に「アポンザは韓国へ向かう」と報道。これによると、同選手は韓国2部・忠南牙山へ買い取りオプション付きのレンタル移籍により加入することで合意に達したとのこと。Jリーグクラブが争奪戦で敗れたものとみられる。