セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、アンジェ・ポステコグルー監督を招へいしたプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーへの移籍が噂される中、自身の去就について語った。
古橋は2021年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、海外挑戦1年目から主力選手として活躍。今季はリーグ戦36試合の出場で27ゴールをマークすると、スコットランドリーグの年間最優秀選手賞を受賞。セルティックのリーグ連覇やスコットランド3冠達成に大きく貢献した。
英メディア『フットボール・インサイダー』の報道によると、古橋にはトッテナムやノッティンガム・フォレスト、ボーンマス、クリスタル・パレスとプレミアリーグ4クラブが関心を寄せている模様。特にトッテナムはセルティックを率いていたポステコグルー監督の招へいもあり、古橋を今年夏の補強における最上位候補に掲げているというが、一方でセルティックと契約延長の可能性も報じられている。
古橋の去就に注目が集まる中、英紙『デイリーレコード』は同選手が帰国直後のメディアインタビューに応じた際のコメントを紹介。これによると、本人は「今シーズンはスコットランド3冠を達成できて嬉しかったですけど、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではうまくいきませんでした。来シーズンはみんなと力を合わせて良い方向に向かって、ひとつでも多く勝てるようにしたいですね」と語るなど、CLでのプレーを見据えているという。
トッテナムは2022/23シーズンのプレミアリーグで18勝6分14敗。来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選出場圏内の7位アストン・ビラから勝ち点1差の8位と、欧州カップ戦出場権を逃してシーズンを終えている。古橋がCLでのプレーを望んでいるという点で、トッテナム移籍が実現するか不透明と考えられる。
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