セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は、以前からステップアップ移籍が噂されている。プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトンで川崎フロンターレ時代以来となるMF三笘薫との再会が期待される中、スコットランド1部リーグ優勝直後に移籍にむけた動きを見せているという。
旗手は昨年1月、川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目の2021/22シーズンからレギュラーに定着すると、今季はここまで公式戦40試合の出場で8ゴール10アシストをマーク。主力選手としてリーグ連覇に大きく貢献すると、現地メディアは同選手をスコットランドリーグ年間最優秀選手(MVP)の受賞候補に挙げている。
旗手の去就については、英メディア『フットボール・インサイダー』が先月上旬に「ブライトンは、旗手の今夏獲得に狙いを定めており、すでに定期的にセルティック戦を視察している」とリポート。英国外の複数メディアは、ブライトンの他にリーズ・ユナイテッド、ウェストハム・ユナイテッド、ニューカッスル・ユナイテッドを移籍先候補にあげている。
また英メディア『フットボール・スコットランド』は先月中旬に「彼にはブライトンが興味を示している。ただ、ブライトンよりももっと大きなクラブも彼に賭けてみようと考えている」と、ビッグクラブ移籍の可能性を報じていた。
その『フットボール・スコットランド』が今月9日報じたところによると、旗手はセルティックのリーグ優勝祝賀会を欠席。とあるセルティックサポーターがグラスゴーの空港にいる同選手とツーショット写真を撮っており、ブライトン移籍交渉のためにイングランドへ向かったという憶測が駆け巡っているという。
なおブライトンは三笘の活躍もあり、プレミアリーグで7位と来季欧州カップ戦出場権争いを展開。UEFAヨーロッパリーグ出場圏内の5位リバプールとは勝ち点7差であるが、今月8日のエバートン戦では1-5と大敗を喫している。セルティックとの契約を2026年6月まで残す旗手の動向に注目が集まる。
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