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福岡復帰ウェリントン「現役でいる時間は…」Jリーグでの引退に言及も

ウェリントン 写真:Getty Images

 昨季まで明治安田生命J1リーグ・湘南ベルマーレでプレーしていたブラジル人FWウェリントンは、今月1日にアビスパ福岡へ加入。古巣復帰への喜びや、日本で現役引退する可能性について語っている。

 ウェリントンはブラジルメディア『terra』のインタビューにて「2015年から2017年にかけて、アビスパ福岡でプレーできて幸せだよ。たくさんゴールを決めて、チームをJ1昇格に導いたからね。そんなアビスパ福岡に戻れて嬉しいし、またこのクラブで素晴らしいシーズンを過ごしたいよ」とコメント。

 今年2月11日に35歳の誕生日を迎えた中、自身の将来について「現役でいる時間は、まだそれなりに残っていると思う。いつも身体のケアに努めてきたし、そういったことが自分のプロキャリアを邪魔するようなことはないからね。もう随分と日本で過ごしているし、家族も落ち着いて生活している。日本で現役を終えることに何も問題ないよ」と語っている。

 同選手は2013年6月にブラジルのECペロタスから湘南ベルマーレへ移籍。以降2度の母国復帰がありながらも、7年以上にわたり日本国内でプレー。ただ2022シーズンはJ1リーグ27試合の出場で2ゴールと、本来の決定力を発揮することができず、昨年11月に契約満了により湘南ベルマーレを退団していた。

 また今年1月にはブラジルメディア『ランセ』のインタビューで、「もう一度、ブラジル国内でプレーしたい。もう34歳だし、海外で多くのキャリアを積んでいる」と母国復帰への思いを告白。しかしカメルーン代表FWジョン・マリのアビスパ福岡退団もあり、Jリーグでのプレー続行が決まっている。