明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスでプレーしていたブラジル人DFチアゴ・パグヌサット(32)は、レンタル移籍期間満了により退団。今月2日、レンタル元のセレッソ大阪からブラジル1部セアラーSCへの復帰が正式決定した。
チアゴは昨年1月にセアラーSCからセレッソ大阪へ完全移籍。来日1年目は途中までセンターバックの主力選手として活躍していたが、昨年8月のレヴィー・クルピから小菊昭雄への監督交代をきっかけに出場機会が激減。シーズン終了後にセアラー復帰が噂される中、名古屋グランパスへレンタル移籍していた。
ただ今季もJ1リーグでわずか8試合の先発出場にとどまるなど出場機会を確保できず、先月22日に今季限りでの名古屋グランパス退団が正式決定。セレッソ大阪は今月2日時点で、同選手の去就について公式発表していなかった。
しかしセアラーSCは2日、チアゴを移籍金ゼロで獲得したと公式発表。同選手と2024シーズン終了後までの2年契約を結んだほか、選手本人は今月16日にメディカルチェックを受けるという。
なおブラジルメディア『Diario do Nordeste』は、セレッソ大阪はセアラーSCからチアゴを獲得した際に移籍金として20万ドル(当時約2000万円)を支払ったと報じている。Jリーグで結果を残せなかった同選手は、今季ブラジル2部降格が決まった古巣クラブで再起を図る。
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