日本代表DF中山雄太(25)はPECズヴォレを退団して、イングランド2部ハダースフィールド・タウンFCへ加入している。そんな中山雄太について、現地では今季開幕スタメン入りを予想する声が上がっているようだ。英メディア『Football League World』が伝えている。
中山雄太はPECズヴォレで2020/21シーズンからレギュラーに定着すると、2021/22シーズンもリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。ただクラブがオランダ2部に降格したこともあり、契約満了により退団。今月15日になってハダースフィールドへの加入が正式決定している。
『Football League World』の評論家であるグレーム・レイナー氏は、中山雄太について「彼はセンターバックとしてもプレーできるが、ハダースフィールドは左サイドバックとして彼を獲得したと、私は聞いている。それが正しいかどうかはわからないが、時間が経てばわかるだろう」
「クラブ内部では、トレーニングでの彼のパフォーマンスに圧倒されていると聞いているし、実際に彼は、周りが予想していたよりもさらに良く見える」とレポート。
その上で「明らかにスタメン要員としてハダースフィールドにやって来ている。彼は数ヵ月後のワールドカップ出場を目指す日本代表選手だから、レギュラーとしてプレーしたいはずだ。彼のプレーを期待している」と、同選手の今季リーグ開幕戦スタメン出場がほぼ確実と見解を示した。
ハダースフィールドは2017/18シーズンから2年つづけてプレミアリーグを経験。2018/19シーズンにリーグ最下位に終わり、2部へ降格している。また2021/22シーズンはイングランド2部リーグで3位に。昇格プレーオフで決勝まで勝ち進んだものの、決勝・ノッティンガム・フォレスト戦で0-1と敗北。惜しくもプレミアリーグ復帰を逃していた。
今月29日にイングランド2部開幕節・バーンリー戦を控える中、中山雄太は新天地で早くも周りからの信頼を勝ち取っているようだ。
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