元アビスパ福岡指揮官のファビオ・ペッキア氏は、今月1日にもセリエB(イタリア2部)所属パルマの監督就任が正式に決まるようだ。31日、イギリスメディア『スカイスポーツ』イタリア版が伝えている。
現在48歳のペッキア氏はアビスパ福岡やユベントスU23を率いた後、昨年1月にクレモネーゼの監督に就任。2020/21シーズンの後半戦で9勝6分6敗と、セリエB残留争いに巻き込まれていたチームを立て直すと、今季は序盤から好調を維持。20勝9分9敗のリーグ2位でシーズンを終えてセリエA昇格を果たしていた。
しかし、クレモネーゼは先月20日にペッキア監督の退任を公式発表。ペッキア監督は自身からクラブ幹部に対して退団を申し出たことを明かしていた。
そんなペッキア氏の新天地候補には、セリエA残留を果たしたウディネーゼやサンプドリアが挙がっていた。ただ、先月25日にパルマと2年契約締結で合意に達したと複数のイタリア国内メディアが報道。ペッキア氏とクレモネーゼの契約が先月31日で終了したことにより、パルマは1日にも同氏の監督就任を公式発表すると『スカイスポーツ』は伝えている。
パルマは元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(44)を擁する中、今季はセリエBで12位に低迷。シーズン終了直後にジュゼッペ・イアキーニ監督を解任していた。
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