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香川真司がSTVV下部組織に寄付!40万円でデビュー戦着用ユニフォーム落札

香川真司 写真:Getty Images

 シント=トロイデンVV(STVV)に所属する元日本代表MF香川真司(32)がオークションを通じてクラブの育成組織の発展に貢献した。24日、クラブ公式サイトが伝えている。

 同選手は昨年12月18日にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを退団し、先月10日にSTVVへ正式加入。今月1日に全体トレーニングへ合流しコンディションを上げると、13日開催のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第27節・ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦でデビュー。21日の第28節・OHルーヴェン戦でも後半途中からピッチに立っていた。

 STVVはユニオン・サン=ジロワーズ戦で香川真司の着用していたユニフォームをオークションに出品。3150ユーロ(約40万円)で落札されているが、同選手は全額をSTVV下部組織の運営費としてクラブに寄付している。また、ベルギーメディア『VOETBAL』は「シンジがSTVVユースのために多くのお金をもたらした」と香川真司のクラブに対する貢献度を報じている。

 なお、STVVは今月26日に日本代表MF坂元達裕(25)を擁するKVオーステンデとの対戦に臨む。新天地で徐々に本来のパフォーマンスを取り戻しつつある香川真司だが、果たしてセレッソ大阪の後輩にもあたる坂元達裕との直接対決は実現するのだろうか。