静岡学園高校在学のMF古川陽介(18)は明治安田生命J1リーグのジュビロ磐田に入団しているが、とあるSNS投稿が物議を醸している。
古川陽介は京都サンガの下部組織をへて静岡学園高校に進学。巧みなボールタッチからのドリブル突破を武器に、全国屈指のタレントとして知名度を高めると、昨年末から今月上旬にかけて行われた第100回全国高校サッカー選手権大会では背番号「10」を着用。清水エスパルス加入内定のMF川谷凪(18)や徳島ヴォルティス入団のMF玄理吾(18)らとともにチームをけん引する中、3回戦・宮崎日大戦では左サイドからの鋭いドリブル突破をきっかけにゴールを決めて日本国内外から注目を集めていた。また、静岡学園高校はベスト8で姿を消したものの、古川陽介は玄理吾とともに大会優秀選手にも選ばれている。
一方、J1復帰を果たしたジュビロ磐田は今月11日から始動。およそ1週間にわたり磐田市内で調整をした後、今月21日から鹿児島市内の白波スタジアムでトレーニングキャンプを実施。24日にはJ2昇格組のいわてグルージャ盛岡と30分×4本形式の練習試合を行い、10-1と勝利。新加入のFW杉本健勇(29)が3得点をあげたほか、FWジャーメイン良(26)やコロンビア人FWファビアン・ゴンザレス(29)も得点をあげている。
このいわてグルージャ盛岡戦で古川陽介は4本目でゴールをマーク。しかし、同選手は試合後に「練習試合4本目相手やる気なくしててクソおもん無い」とSNSアカウントにコメントを残したのだ。この投稿は24日18時時点で削除されているが、一部のJリーグファンからは「早速やらかしている」、「絶対ネタにされるやつだ」といった声が上がっている。
なお、古川陽介は今月4日の準々決勝・関東第一高校での敗戦後、自身のSNSアカウントで「静岡学園サッカー部を引退しました。この悔しさを糧にこれからもっと成長していきます。来シーズンからプロの世界へ入ってもっと厳しいことが待ち受けていると思いますが、向上心を持って、謙虚に努力し続けます。応援ありがとうございました」と投稿している。プロの世界では今までよりもさらなる“謙虚さ”が求められるだけに、今回の一件でクラブから指導を受けることになるだろう。
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