
欧州リーグと異なり、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)ではクラブと選手の契約のほとんどが1年間の短期間契約である。従ってシーズンオフ中に激しい選手の入れ替えや契約更新が行われ、現在クラブのフロント陣は最も忙しい期間を過ごしていると言っても過言ではない。
J1リーグ2021シーズン終了日の12月4日からわずか1ヶ月。2021シーズン限りで所属クラブを離れ母国に戻った外国人選手も少なくなかったが、彼らは今どうしているだろうか。新しいクラブを探している選手がまだ多い中、ここでは母国クラブとすでに契約を結び、次シーズンに向けて準備段階に入った4人の選手を紹介しよう。

ヒシャルジソン
2019年1月から柏レイソルでプレーしたブラジル人MFヒシャルジソンは、2021年12月15日にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーに2度目の移籍を果たした。ブラジルメディア『OPOVO』によると、面白い入団発表を行ったようだ。
セアラーの代表取締役社長ロビンソン・デ・カストロ氏が記者会見中に携帯電話を出し、突然シャルジソンに電話をかけた。シャルジソンが「もし僕のことが必要ならチームに戻るよ」と、まるでジョークのように発言した後、社長は彼の入団を発表したのだという。
柏ではカップ戦を含め100試合に出場したヒシャルジソンは、2得点3アシストを記録。複数のJクラブからもオファーがあり日本でプレーを続けるチャンスもあった中、彼は母国ブラジルへの復帰を求めていたとブラジルメディアは報じている。

ティーラトン・ブンマタン
2018年からヴィッセル神戸、2019年から横浜F・マリノスと、Jリーグでプレーをするという幼い頃からの夢を叶えたタイ代表DFティーラトン・ブンマタン。2021年12月16日に、タイ・リーグ1(タイ1部)ブリーラム・ユナイテッドに復帰した。
2021シーズン終了前にはスュペル・リグ(トルコ1部)のガラタサライをはじめ、複数の欧州クラブからオファーが届き、欧州への移籍を検討するも辞退したという。
2021シーズン終了後も、コロナ禍によって約1年延長となった東南アジアサッカー選手権「AFFスズキカップ2020」(2021年12月5日〜2022年1月1日)に参加しタイ代表の優勝に貢献した後、1月8日に開幕したタイ・リーグ1第1節ラヨーン戦でフル出場と、ティーラトンには体力を回復する時間が全くなかったようだ。
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